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令和二年 如月の金朝

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《金朝の閑話》​

今年も二月に母校の小学校から

四年生への落語の授業の依頼をいただきました。

毎年、私が一席演った後に

生徒はもちろん担任の先生や見学に来ている先生達も含めて

それぞれに役をふり、

全員で落語芝居。

私は客席に座って、笑いながら言いたいことを言うだけ。

最後二十分前に高座に上がり

また短い落語を一席と質疑応答の時間。

三十数名の子供達と先生達とのあっという間の九十分。

変なおじさんが母校の先輩にいて、

あれでも何となく、大人として生きていけているみたいだ。

そう安心してもらえる子供が一人でもいれば。

それだけで

早起きをして成田まで行く甲斐もあるものだ。

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『木守柿 役目を果たし 青い空』


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