令和二年 神無月の金朝

【神無月の金朝】

九月二十一日に四十五歳になりました。

同日に真打に昇進して七年、結婚して六年

おかげさまで三つ重なり合う記念日を

無事に迎える事ができました。

年明けには、二人目の子どもが産まれます。

深秋の金朝も

どうぞよろしくお願いいたします。

ご来場お待ちいたしております。

〔金朝の閑話〕

「宮本武蔵なんて、ちっとも偉くないよ、アイツは強かったんだから。

ほんとの『えらい』のは一生懸命生きている奴だよ。」

山口瞳　著

『江分利満氏の優雅な生活』より

おかげさまで、四谷大木戸　多満川さんで開催されました

寿　第一回　多満川寄席も大盛況でした。

次回は１１月２９日（日）です。

多満川さんの落語会は、

かみさんが生活クラブという所の集まりに顔を出して

そちらにいらしていた着物屋さんからのつながりで始まった会でして

そういう会は初めてだから

とても新鮮でうれしい会になりました。

酒場での自分の門限を

夜の１１時に決めて、家に帰ることに決めよう。

「親の恥は子の恥なんだよ！！」

落語の中の、金坊のセリフが我が身に染みる。

朝寒やふすま破りし子の寝息